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北海道の写真をようやく整理した。18日間の画像の中から1日2〜3枚を選ぶのはかなり悩んだが、たくさんプリントアウトしたからといって何回も見るものでもない。その時に記憶のしおり程度になればいい。もちろん見ても全く何もかも忘れ去っている可能性だってあるからたくさんあっても仕方ない。北海道で利尻は遠くから見るもので、礼文は歩いてみるものだとわかった。知床はただ歩いていたという記憶しか残っておらず、やはり海から眺めたかった。東北の松島の遊覧船は記憶がほとんどない。喘いで上った大高森105mの展望台の絶景と、そこで会った86歳の父と娘の話が印象深い。会津若松は鶴ヶ城のみという感じだ。富山までの道のりは空が低くてひたすら眠気との戦いの記憶しかない。ただ、雨晴キャンプ場はいいロケーションで晴れていればオレンジの空に富山湾の向こうの立山連峰が聳えて最高だと思う。
写真には一枚もないが、ゲストハウスの語らいが一番楽しかった。稚内のモシリパのチャリダーのおじさん、同じくSEのお姉さんやエンジニア兄さん。1721のオーナーと山ガール。会津若松のムーイのオーナーと青森から企業組合にインターンシップに来ているお姉ちゃん。そして最後のキャンプ地のバイク野郎の兄ちゃん。結局人が一番面白いのだが、旅であればこそだ。