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朝風呂で寛いでいたらタブレットのスケジュールアラームが鳴った。しまった今日は自治会連合会の日だった。アラームは10分前に設定しているのが、徒歩3分の会場までは間に合う。バタバタと着替えて会場に着くと満員だった。今日の議題は役員間の引き継ぎだけだが参加者の関心は新役員の長副の選出だ。町内会で役員は輪番でほぼ決まるが連合会の各役員は互選で決まる。欠席裁判を受けて責任者にはなりたく無いというのが参加の大きな動機だろう。見渡すと白髪が8割程だろうか。杖をついている人も少なくない。
長副の選出の基準にはパソコンができるかどうかもある。会計や広報の担当は表計算や文書編集ができた方がいい。今更手書きの収支決算や会報を出すわけにもいかないからだ。女性は保護者会やPTAで長年経験してきたくじ引きで決めたがる。話し合うと役が決まるまで延々と「自分の方が忙しい」とプライベートの公開合戦になるのが嫌なのだろう。高齢者が多いとは言え働いていた人ならばパソコン業務経験者は少なくない。自分は無理でも家族の中にはできる人もいる。それが無理な場合はパソコンを使える役員が代わってあげればいい。問題は高齢化した役員が、皆が壮年期だった頃に作った自治会の事業内容を同じように引き継いでいくには無理がある事だ。ところが、役員の任期は輪番の1年制なので何も変えられない。任期を複数年にすれば改革の道は開けるのだが、その任期変更の規約改正も1年では変えられないというパラドックスにある。